緑茶は日本人にとって一番なじみ深いお茶です。日常的に飲むお茶ですが、有名な産地やブランドに関してはあまり知らないという方も多いかもしれません。そこでこの記事では、国内のお茶の生産量と有名なブランドを3つご紹介します。

 全国のお茶の40%を生産!お茶の国静岡

まずはお茶の生産量が日本一の静岡のお茶についてご紹介します。

静岡のお茶の特徴

静岡は国内のお茶の5割を生産している日本最大のお茶の産地です。流通量は7割を超え、どんな方でも一度は静岡で作られたお茶を口にしているはずです。静岡が国内最大級のお茶の産地となったのは、お茶の生産に適した気候環境が関係しています。

年間の平均気温が14~15℃で、降雨量も1500mm以上と多く、温暖で豊富な水を持つお茶の栽培に適した気候により、お茶の栽培が盛んに行われるようになりました。「牧之原茶産地」「富士・沼津茶産地」「川根茶産地」など、大規模な茶産地が県内に点在しており、観光スポットにもなっています。また、静岡はお茶の消費量も全国1位となっています。

有名な静岡茶

静岡のお茶のブランドとしては以下の3つが有名です。

・川根茶
川根茶は日本三大銘茶に数えられる国内最高品質のお茶です。南アルプスのふもとにある川根町で生産されており、豊かな自然環境と古くから伝えられる伝統的な農法によって、他の地域にはない独自の味と香りを生み出しています。豊かな自然に育まれた香ばしい香りとまろやかな旨味が特徴で、日本茶としてはじめて天皇杯を受賞したことでも知られています。

・本山茶
本山茶は、静岡県の安倍川と藁科川にある本山茶産地で栽培されるお茶です。静岡三大銘茶のひとつに数えられます。本山茶も歴史が古く、800年前から栽培されているとされています。徳川家康も愛飲したという本山茶は、透き通るような爽やかな香りと奥深い旨味が特徴。全国的にも人気の高いブランドです。

・掛川茶
掛川茶は静岡県の掛川市を中心に栽培される日本茶です。この地域は一年を通して気候が温暖で、適度な雨量やなだらかな傾斜の多い地形など、美味しいお茶が育つ条件が揃っています。日本茶の中でも、深蒸し茶の優良産地として知られており、掛川の深蒸し茶は国内最高峰の品質とされています。濃厚な緑と甘味が特徴で、川根茶・本山茶と並ぶ人気を誇っています。

 日本第2位のお茶の産地 鹿児島県

続いて日本第2位のお茶の産地、鹿児島のお茶についてご紹介します。

鹿児島のお茶の特徴

鹿児島では、国内生産量の約3割のお茶が生産されています。産出額では日本1位(2021年4月現在)となり、日本有数のお茶の生産地として知られています。静岡と同様に、温暖で十分な降雨量があることから、お茶の生産に適しており、県内のさまざまな場所に茶畑が点在しています。

また、種子島などの離島でもお茶栽培が盛んで、静岡にはない鹿児島特有の茶作りを行うことで有名です。そんな鹿児島のお茶の特徴は、銘柄ごとの多彩な味・香・色のバリエーションです。鹿児島では、さまざまな個性を持つ日本茶を楽しむことができます。

有名な鹿児島のお茶

鹿児島にはさまざまなブランドのお茶がありますが、その中でも有名なのが以下の3つです。

・さつまほまれ
鹿児島県産の高品質な一番茶のみを使用する「さつまほまれ」は鹿児島茶を代表するブランドのひとつです。特選鳳秀・鳳秀・特選鳳苑・鳳苑などの種類があり、種類によって異なる風味や味わいを楽しむことができます。鹿児島のお茶の魅力を味わうには、まずは試してほしい逸品です。

・知覧茶
知覧茶は、鹿児島県薩摩半島の南九州市で栽培されるお茶です。県内最大級の茶畑で栽培されています。知覧茶のほとんどは深蒸し茶と呼ばれるお茶で、茶摘みの蒸し工程でしっかりと時間をかけることによって渋みを抑え、まろやかなコクと旨味を引き出します。美しい緑が特徴的で、水出しでも美味しくいただけます。

・ひおき茶
ひおき茶は、鹿児島県日置市で栽培されるお茶です。鹿児島県内でもひおき茶の生産をしている農家は少なく、非常に希少なお茶とされています。基本は深蒸し茶ですが、中には釜炒りという製法を採用した「釜炒り茶」を栽培する農家もいます。味わいとしては、苦みが少なく旨味が強いのが特徴。お茶の旨味が堪能できるしっかりとした味わいは、ひきき茶にしか出せない独特のものです。

 日本第3位のお茶を生産!三重県

最後に日本第3位のお茶の産地、三重県のお茶についてご紹介します。

三重県のお茶の特徴

三重県は静岡・鹿児島に次ぐ、日本第3位のお茶の生産量を誇ります。お茶の種類の中でも、「かぶせ茶」と呼ばれる種類の生産量は全国1位で、三重県で生産されるかぶせ茶は全国に流通しています。

静岡・鹿児島と同様に三重県は温暖で降雨量が多く、お茶の生産に適した自然環境を有しています。三重県で生産されるお茶の特徴は、伊勢茶などに見られる3煎目まで味や香気の変化がなく楽しめる、しっかりとした味わいです。

有名な三重のお茶

三重県のお茶として特に有名なのは以下の3種類です。

・伊勢茶
伊勢茶は三重県の旧伊勢国で古くから栽培されていたお茶です。室町時代から栽培されていたとされる、歴史の深い逸品。味が濃いのが特徴で、旨味とコクのある味わいを楽しめます。

・わたらい茶
わたらい茶は、三重県の渡会群で栽培されるお茶です。度会郡を流れる宮川流域に茶畑があり、自然環境に育まれた三重を代表するお茶のブランドです。まろやかで豊かな香りと、深みのある濃い旨味が特徴です。

・伊賀茶
伊賀茶は三重県の伊賀で栽培されるお茶です。伊賀は山に囲まれた盆地にあり、早朝には深い霧が立ち込めることで有名です。霧は茶葉に栄養を届ける役目を果たしており、美味しいお茶を育てるの適しています。そんな自然環境で育った伊賀茶は渋みと甘味のバランスが取れた逸品で、昔ながらの堅蒸しという製法で作られています。

 まとめ

日本のお茶の大多数は、今回ご紹介した静岡・鹿児島・三重の3県で栽培されています。それぞれ有名なブランド茶があるため、味わいの違いを確かめてみるのもおもしろいのではないでしょうか?

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